高円寺阿波おどりとは

 
「徳島市阿波踊り」に次ぐ大会規模で、東京周辺では最大規模の阿波踊りである。
高円寺駅前から新高円寺駅にかけての商店街および高南通りを舞台に開催される。開催年を経るごとに知名度が上がり、現在では阿波踊りの本場である徳島県からも集団参加が見られるなど、遠方からの参加者も多い。例年同日に行われる浅草サンバカーニバルと共に、東京の代表的な夏祭りの1つとなっている。
 
高円寺の商店街(現在のパル商店街)の青年部が町おこしとして、高円寺の氷川神社の例大祭に併せて始めたものである。当初は隣町の阿佐ヶ谷七夕祭りに対抗して夏のイベント用に阿波おどりに似た「高円寺ばか踊り」として開始され、やがて都内在住の徳島県出身者から指導を受ける形で「阿波おどり」として発展した。現在は、地元商店街、町会が中心となって発足したNPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会が主催している。